GENERATIONSツアー最終日。
それはアンコールに入って起こった。
アンコール2曲目が終わり、トークをしてラスト1曲歌って終わる予定。
あなた、隼、玲於、メンディー、裕太、龍友、涼太、亜嵐の順に最後の挨拶をした。
リハと違う流れになり、あなたは不思議そうに涼太を見た。
涼太が話してる間に隣にいた隼があなたの背中を押し涼太の隣に並ばした。
小声で隼に聞いたがあなたは大人しく涼太の隣に立った。
いきなり名前を呼ばれびっくりして涼太の方を向くと涼太が膝まづき、あなたの手を握ると同時にファンから悲鳴が上がった。
龍友が涼太のマイクを持ってあげると涼太はポケットから小さい箱を出しあなたに差し出した。
あなたからの返事を聞くと涼太は立ち上がりあなたを抱き締めた。
ファンやメンバーから「おめでとう」と言われた。
涼太が指輪をはめるとあなたはメンバーとファンに見せた。
曲中にメンバーがそれぞれあなたと涼太くんに握手したり、抱きしめあっていた。
ラストの「愛してるよ」を龍友が涼太に譲るリアクションをした。
歌い終わると、涼太は泣いてるあなたの涙を自分のタオルで拭き自分のおでことあなたのおでこにくっつけた。
2人は笑うと祝福の声を聞きながら、抱きしめあった。
~3年後~
#結婚記念日
#公開プロポーズから2年
#亜嵐くんがガン泣きした結婚式からもぅすぐ1年
#奥さん
#これからもよろしくね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。