第52話

3代目 登坂広臣 ver8
1,798
2019/10/10 14:27
あなた

1人ではぁー

あなたはコーヒを入れながら、歌っている。
あなた

明日何時に出る?

登坂広臣
登坂広臣
11時くらいかな?
あなた

了解。

登坂広臣
登坂広臣
お前さ…俺に言う事ない?
あなた

え?
無いけど?
あ。今度ね。
ジェネ校でUSJ行くからお土産何がいい?

登坂広臣
登坂広臣
なんでもいい…
あなた

そっか。
はい。
私先に寝るね。

机にコーヒを置くとあなたは寝室に行った。
登坂広臣
登坂広臣
はぁ。
俺はため息をしてコーヒを飲んだ。

次の日3代目のライブのリハで2人で行くと、早速NAOTOさんと直己さんとあなたがHIROさんに呼ばれた。
今市隆二
今市隆二
どうした?
登坂広臣
登坂広臣
何が?
今市隆二
今市隆二
喧嘩でもした?
登坂広臣
登坂広臣
してない。
隆二と話していると3人が戻って来た。
NAOTO
NAOTO
リハ始める前にいいかな。
皆で床に座るとNAOTOさんがあなたを見た。
あなた

今……HIROさんとNAOTOさんと直己さんで話してたんだけど……。

私……3代目とGENERATIONSの兼任を辞めて1グループに集中しようと思うの。

山下健二郎
山下健二郎
は?
ELLY
ELLY
なんで急に?
NAOTO
NAOTO
これは俺から提案したんだよ。

皆それぞれ個人で活動や兼任してるけど、3代目とGENERATIONSの兼任が1番負担あると思うんだよね。
岩田剛典
岩田剛典
まぁ、確かに。
GENERATIONSと3代目とライブ期間重なったりもしてるしね。
小林直己
小林直己
それにあなたの身体の事も考えての事だし。
今市隆二
今市隆二
あなたは?
どう思ってるの?
あなた

確かに。
1グループに集中した方が、逆に幅広がると思うの。

登坂広臣
登坂広臣
GENERATIONS辞めて、3代目にするんだろ?
あなた

……それは……まだ……。

登坂広臣
登坂広臣
意味わかんね。
NAOTO
NAOTO
まぁ、GENERATIONSとも話してあなたが決める事だから。

東京ドームまで時間あげてくれないかな?
それから、あなたは3代目のメンバーとGENERATIONSのメンバーとも数ヶ月かけて話をした。
あなた

臣くん……あのね。

登坂広臣
登坂広臣
決めたんだろ?
自分の事なんだから、俺にわざわざ言わなくていいから。
あなた

……わかった……

それから、俺達は自然消滅。
楽屋裏でも話す事も少なくなった。

そして東京ドーム公演。
あなたがファンに発表する日が来た。
NAOTO
NAOTO
最後はあなた
最後の挨拶であなたは発表する。
あなた

今日はありがとう。

ライブツアーも残り半分になりました。

実は今日皆さんに発表があります。

急ではありますが……このライブツアーを最後に……3代目とGENERATIONSの兼任を辞めて……今後はGENERATIONSのメンバーとして活動して行く事になりました。

発表が終わると会場からは悲鳴が上がった。
あなた

この数ヶ月。
3代目メンバー、GENERATIONSのメンバーと話し合いをしてきました。

出来れば兼任を続けたかったけど……体調面やこれからの活動も考え。
GENERATIONSのメンバーとして活動していく事をきめました。

私は3代目メンバーもファンの方も凄い好きです。
どうかこれからも応援よろしくお願いします。

本当はもっとキチンとファンに説明したかっただろうけど、泣きすぎて上手く伝えられみたいであなたは泣きながら床に崩れ落ちた。
NAOTO
NAOTO
本当この数ヶ月。
決断するのに、何回も話し合いしてね。
NAOTOさんがファンに説明してる間に俺はあなたに近寄り、腕を掴んで立たせた。
倒れない様に支えながら。
その間にメンバーからの思いを話。
最後は俺だった。
登坂広臣
登坂広臣
話聞いた時は、ショックだったけど。
こいつ頑固なのは知ってるし、凄い悩んで決断したと思うから。
ただ俺は今後も負けないように。
隆二と2人でしっかりボーカルやって3代目にすれば良かったって思わせてやる。

負けねぇから。
あなたは泣きながら俺に抱き着いてきた。
登坂広臣
登坂広臣
しっかり……GENERATIONSとして頑張れよ。
あなたは泣きながら、ずっと頷いていた。

そしてあっという間ツアーが終わり、あなたは3代目を辞めていった。

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