あなたはコーヒを入れながら、歌っている。
机にコーヒを置くとあなたは寝室に行った。
俺はため息をしてコーヒを飲んだ。
次の日3代目のライブのリハで2人で行くと、早速NAOTOさんと直己さんとあなたがHIROさんに呼ばれた。
隆二と話していると3人が戻って来た。
皆で床に座るとNAOTOさんがあなたを見た。
それから、あなたは3代目のメンバーとGENERATIONSのメンバーとも数ヶ月かけて話をした。
それから、俺達は自然消滅。
楽屋裏でも話す事も少なくなった。
そして東京ドーム公演。
あなたがファンに発表する日が来た。
最後の挨拶であなたは発表する。
発表が終わると会場からは悲鳴が上がった。
本当はもっとキチンとファンに説明したかっただろうけど、泣きすぎて上手く伝えられみたいであなたは泣きながら床に崩れ落ちた。
NAOTOさんがファンに説明してる間に俺はあなたに近寄り、腕を掴んで立たせた。
倒れない様に支えながら。
その間にメンバーからの思いを話。
最後は俺だった。
あなたは泣きながら俺に抱き着いてきた。
あなたは泣きながら、ずっと頷いていた。
そしてあっという間ツアーが終わり、あなたは3代目を辞めていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!