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次の日。
1番に私の所に来たのは、親友のみえだった。
私の出席番号は3番で、数学の先生は、おっちゃん先生だったから確実に当たると思う。
一応予習はしたけど、この頭では間違ってる気しかしない。
────キーンコーンカーンコーン────
授業が始まった。
当てられるという山は当たった。
しかし、
微かに隣から声が聴こえた。
横を向くと、なおやが
そう教えてくれた。
心の中で感謝しながら、
答えると
なんとか切り抜けることが出来た。
何故か彼に笑われたので、
少しキレ気味に
と聞くと
奴はからかってきた。
少しでも、良い奴と思った私をビンタしてやりたい。
みえの視線に私はまだ気づいていなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。