お兄ちゃん以外の人は、私が、警察官の名前を知っていることに驚いている
私はスタッフと一緒に、皆を角に行くよう促した
私以外の全員か角に集まったのを確認した男は壁に向かって発砲した
キャー
何もしねぇって言ったじゃねぇかよ
もう、我慢の限界の近くにきた私は男達に、銃を構えた
お兄ちゃんに向かって銃を構えた
そんなの聞くわけないじゃん
こうなった以上、相手の要求を聞くしかない
銃を捨てて、壁の方へとゆっくりと向かった
外から、パトカーのサイレンの音が聞こえる
応援がきた
もちろん、この状況は全国へと放送されてる
特殊部隊のSATとMatも来るだろう
そう思っていたら、私は指定された位置についていた
金属バットを持っている男2人が私の方へと走ってきた
私は、警棒を取り出して男達と戦う
限界まで来ているのだろうか…
男たちは息を切らしている
バンッ
辺りに銃声が鳴り響いた
私は右肩を撃たれた
この状況で、ターゲットにあたるということは
相手は銃の扱いに慣れている
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!