あなたside
私はリハビリを毎日頑張ってだんだん自分の足で歩けるようになって来た。
このままいけば来週には退院できるらしい。
岩田さんは何故かいつも来ては私と話してくれる。
岩田さんのする話はいつも楽しくて、元気になれる
それに、岩田さんといるとすごく落ち着く。
岩田さんが帰って数分後…
壱馬side
あなたが記憶喪失って聞いて、すごく焦った。
もう俺の事を覚えてないんだって思ったら涙が出てきた。
もう当分会いたくないなっておもった。
でも、気づいてしまった。
もしかしたら、次は岩さんじゃなくて俺を好きになってくれるかもしれない。
でも、俺の入る隙間はなかった。
あなたは記憶喪失になってもまた、岩さんのことを好きになりかけている。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!