~ よる ~
俺たちは 久しぶりに 一緒に布団に入り
離れ離れになっていた1ヶ月間 の出来事について話していた
風磨)あなたはさ、俺に嫌われてるって思ってたのに、なんで来てくれたの?
あなた)あたし、ずっと強がってて べつに風磨に嫌われてもいいや ってでも、それは友達の惚気話聞いてたら、風磨との楽しかった思い出があたまにうかんだんだよね、
風磨)お祭りとか、一緒にお出かけした事とか?
あなた)そぉ!それで、やっぱり風磨があたしには必要なんだって、風磨がすきだって思って、風磨に会おうっておもったの
風磨)なんか、あなたとたくさんいい思い出つくっといてよかったっておもった。
あなた)あたしもだよ~
抱きしめた
そのまま 夜の営み が始まるのだった
ふたりの愛の大きさを確かめあった頃
おれのスマホの液晶に 中島から " いまひま "と来ていた
「暇じゃない」
とおくると
"もしかして、もしかして お取り込み中だった?!"
と中島
「だったら、なんだよ」
" あなたとなかよくね~ ふまたん♥"
「その呼び方やめろ」 といって
おれは電源を切って 深い眠りについた
おれは朝になって 中島が仲直りしようとしていたあなたに俺の居場所をおしえていたことをしるなんて想像もしていなかった 笑
さすが、おれの… ✩
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。