風磨が家を出る時間が刻一刻と迫ってきていた頃 、 、 、
ピンポーン
とインターホンがなった
表示されたのは 健くん だった
玄関のドアを開けると
健人)あなた〜 !!
と抱きつく健くん
風磨)おい、中島 離れろよ。
とあたしを健くんから無理やり離れさせて自分の後ろに隠すように手を引いた。
健人)挨拶みたいなもんだよ、菊池ぃ〜
菊池とあなた の仲を直した "救世主" なんだけどなぁ〜
とわざと "救世主" を強調する健くん
風磨)それは感謝してる。
あなた)健くんあがって
これ以上二人で話してると争いが起きそうだったから
あたしは話を逸らすように健くんをいえにあげた。
あなた)健くん今日って一緒にいてくれるんだよね?
健くん)そうだよ!
あ、そうだ!今日あなたいきたいことろあったりする?
あなた)うーん、特にないかな
健人)よっしゃっ!
おれ、家から絶対楽しめるの持ってきたから
それみよぉか!!
あなた)どんなの?
風磨)絶対なのしめるのって?
健くんの宣伝のしかたが上手で
今からお仕事がある風磨でさえきになっている。
健人)それは、、、、 見てからのお楽しみ♥
あなた)なにそれーー
風磨)なんだよーー
風磨と同じことを言っていた。
健人)ていうか、菊池じかんやばくね?
風磨)やっっべ、行ってくるわ
あなた)いってらっしゃーい
中島健人と2人だけの休日のはじまりです !!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!