太刀川さん達とやり合ってから数日…
迅
「莉音!少しいいか」
迅
「遊真の件だ、城戸さんに認めてもらったよ」
迅
「いや〜色々あってさ〜、まぁ実力派エリートですから!」
はぐらかされている…なんか腹立つ
迅
「あ〜…付き合ってもらったしな…実は風刃と引き換えに遊真の入隊を認めてもらったんだ」
迅
「いいんだ、遊真が狙われなくなって丸く収まるならこれが一番いい」
迅
「サンキューな、揚げせん食う?」
全くこの男はとんでもないことをする
流石は実力派エリートってところか
翌日…
出水
「あれ?莉音先輩しゃないすか」
出水
「あ〜そんなに暇って訳じゃないすけど、少しならいいっすよ」
俺たちはブースへ入り、ランク戦を開始した
出水
「っ!アステロイド!!」
トドーン
出水
「アステロイド+アステロイド!ギムレット!!」
ドドドン
シャシャシャ
ズバッ
出水
「クハッ」
トリオン体活動限界ベイルアウト
バシュン
出水
「いや〜やっぱつえぇっすわ莉音先輩」
出水
「作戦室に行くだけっすよ、太刀川さんによばれてるんで」
出水
「え?まぁいいと思いますけど…」
太刀川隊作戦室…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。