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第1話

何気ない平日の夜…
380
2021/11/17 07:47
俺はいつも彼女を待っている
仕事が終わり日も落ち月がとっくに顔を出している時間帯…。

会社から出て街を歩きながら帰っている時、彼女はいつもいる。
淳太
淳太
(あ、いた)
ミィディアムの髪に眼鏡をかけていて冬だというのにスカートのスーツを着ている。
少し寒そうにも見えるけどそんな姿も愛おしい。
淳太
淳太
(今日も可愛ええな笑)
彼女と目があった。

少し驚いているようだけど直ぐに笑顔になった。
貴方
貴方
淳太くん!
彼女は小走りで来ながらそういった。
淳太
淳太
あなたさんこんばんわ
貴方
貴方
こんばんわ(●︎´▽︎`●︎)
彼女はいつでも笑顔だ。
少しでも彼女といたくて何か話題を出そうと考えていたら彼女の方から話始めた。
貴方
貴方
今日はお時間大丈夫なんですか?
彼女はいつもそうだ
会う度会う度に俺の家庭の心配をしてくれる。

嬉しい気持ちもあるがバレるのがそんなに嫌なのかと聞きたくもなる。
淳太
淳太
大丈夫ですよ。
約束もないけどこうして会えたんだから家庭のことは忘れましょう。
貴方
貴方
はい!(*^^*)
会話が終わり少し沈黙が続いたあと俺はお茶に誘うことにした。
淳太
淳太
あの…
貴方
貴方
淳太
淳太
良ければ今日もどうですか?

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