ゆんぎおっぱと一通り遊んで
とりあえず各自部屋に戻ることに。
LINEを開くと
数件LINEが来てた
そしてすぐ
と返す
そしたらすぐに既読がつく
なに、
言ってるの?
さっきの女の人は、?
でも
ここでダメだって言ったら
不審がられちゃう
そう送るとすぐに既読がついて
家のインターホンがなる
階段を下りて
ドアを開ける
そこには
何やら必死そうなぐくが。
「どうしたの?」
そう聞くと
🐰「ごめん、これから用事あるんだけど渡したいものがあって…」
そう言って後ろに背負っていたリュックから
なにやらごそごそと取り出す
🐰「これ、あなたが好きそうだなって…」
そう言って渡されたのは
ダッフィーのぬいぐるみ
これはすごく嬉しかった
「ありがとう」
でもこの後の用事とか
さっきの女の人とか、
何かすごくつっかかる
でも
私はぐくの彼女だから
ぐくを信じないと…
「じゃあ、いってらっしゃい」
私がそう言って手を振ると
満足したように笑ってかけていく
君を私は少し
遠く感じた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。