「え…う、うん。泊まる!」
そう言うとぐくは安心したようににこっと笑う
🐰「じゃあゆんぎひょんとかに言ってきな」
🐰「僕は家で待ってるから」
________
「おっぱぁぁ!!!」
※ゆんぎくんあなたちゃんのお兄ちゃんです☆
🐭「…あ?」
「今日、ぐくのいえにとまってくるね」
「明日は休みだし、良いよね!!」
🐭「お、おう…」
「やったぁ!!おっぱさらんへ!」
🐭「…//」
恥ずかしがりやなおっぱくそ可愛い
「じゃあ行ってくるね!」
🐭「おう、気を付けろよ」
_________
_ぐくの家の前
ふぅ、緊張する…
よし!インターホン押すぞ!!!
ピンポーン
🐰「はーい」
そう言ってでてきたぐくは
優しい笑顔で私を招き入れてくれた
🐰「久し振りだよね僕の部屋。」
「あ、でも場所わかるよ!先行ってる?」
🐰「あ、先行ってて」
「はーい!」
階段を上り、奥の突き当たりの部屋に入る
ぐくの匂いがする
なんて変態じみたことを言ってみたり笑
でもこの部屋は私の部屋より落ち着く
それは多分私がぐくを好きだからだよね
🐰「おまたせ」
「え、あ、ぐく!」
🐰「何してたの?顔赤いよ笑」
「なんもしてない!!」
🐰「そ、笑笑」
けれど少し嫉妬
私と付き合ってなかったときは
ももちゃんとかにこの笑顔を見せてたんだ。
そう思うと目が潤んできた
🐰「…え、え!?」
🐰「何で泣いてるの!?」
そう言ってぐくはさりげなく抱き締めてくれる
「な、なんでもない//」
🐰「…どうしたの」
ぐくは真剣な声をしている
そんなに心配してくれてるんだ
「少し嫉妬しただけだよ」
🐰「嫉妬?」
「私と付き合ってなかったときはももちゃんにこの笑顔を見せてたのかとか…」
そう言うとぐくは
抱き締める力を強くしてこう言う
🐰「あー可愛い!!!」
🐰「僕、一緒にいて一番楽しいのあなただよ」
「ほ、ほんと?」
🐰「うん」
すると私の口に何か柔らかくて温かいもの
「え?」
🐰「初めて?」
どうやら私は今キスをされたようだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!