第56話

#48
336
2019/10/18 13:20





お昼もお腹一杯食べて














もう放課後



















ぐくと帰ろうか何て話して







二人で下駄箱に向かう






















🐰「今日クレープ食べに行きたいね」




















「いいねえ、駅前のは?」
















🐰「行こっか」















「うん、!!」





















他愛もない話をしながら




学校を出る




















ふと校庭を見ると

















息をあげて





辛そうに走っているヘウォン君がいた




































あれは…














サッカー部かな…??




















ずっと見ていた私を不思議に思ったのか




ぐくは私の前に来て視界を遮る






















🐰「行こ?」


















「うん!!!」
















































_家














美味しいクレープも食べて







満足して帰り







携帯を開くと数件メッセージが来ていた






















見ると















『ヘウォン』










と書かれている






















ヘウォン君!?




















とりあえず画面を開いてみる


















ヘウォン
ヘウォン
あなたちゃん
ヘウォン
ヘウォン
ごめん勝手に追加した
ヘウォン
ヘウォン
あのさ
ヘウォン
ヘウォン
僕、ちゃんと君のこと好きだから
ヘウォン
ヘウォン
遊びなんかじゃないから








遊びなんかじゃない…


















すこしグサッと来た


















からかってるだけなんて思ってしまった自分に嫌気がさす











あなた
あなた
ごめん
あなた
あなた
ヘウォン君。
あなた
あなた
ありがとう、
とりあえず





これだけ返して





携帯をそっと置いた。

























_____






通知2件










『返事返してくれたってことは』






『僕にもチャンスがあるってことだよね??』

















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