第10話

8話
1,038
2021/10/07 13:24










(…どうしたものか……)




不覚であった。このままでは生乾きの臭いタオルを選手達に渡すことになる。



うーんうーんと悩んでいても救世主は出てこないし、風はさっきと違い 全然吹いてこないし。



だが、それは言い訳だ。 何かいい方法があるはず。







(ある……はず…)














「…あなたさん?」



『………国見…』







 ___貴様…何故ここに居る……?!






浮かんできた疑問をぶつけずに、きっと嘘吐いて抜け出してきたのだろう と自分の中で解決する。



だが、そうだとすれば国見は救世主でもなんでもない、ただニヤニヤして手伝いもしないただの観客




これは一体、どうすれば。







『…国見、ちょっと頼みたいことがあるんだけど、』







ダメ元で国見に頼んでみると、国見は少し吃驚びっくりした表情をした後、微笑んだ。










「俺に出来ることならなんでも。」








そう言った国見に、少し安心感を覚えたのは何かの錯覚だろう。




























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切ります、すんませんッッ


遅くなってしまい申し訳ない…
しかも短い。殴っていいです←







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