第6話

519
2018/08/24 11:01
「もう飽きた」…言われると思ってた。けど、本当にもうぐくはそう言ったんだ…。って事は、ちょっとは好きだったって事だよね。

そうだよね。ぐくには…ソヨンちゃんがもういるんだもんね。




〇〇
〇〇
…そっか。教えてくれてありがとう笑
ソヨン
ソヨン
…うん。
〇〇
〇〇
あ、それと…
ソヨン
ソヨン
??
〇〇
〇〇
朝多分…ぐくが私に飽きたって事伝えにきたんだよね、?ありがとう。あの時は笑…流石に直接言われると私もきつかったかもだし。
ソヨン
ソヨン
…そっか…気にしないでね笑
ソヨン
ソヨン
あ…じみんくん…あなたちゃんの事凄い探してた…。それで、ぐくくんの事も凄い怒ってた…
〇〇
〇〇
…え?じみんが?…そんなわけ笑
ジミンの怒ったとこなんて見たことないし。だって、いつもニコニコしてるもん
ソヨン
ソヨン
ううん。凄く怒ってたよ…悲しそうだったし…。ちょうど5分くらい前かな…?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
約五分前…
じみん
じみん
…おいっ!
ソヨン
わっ…じみんくん??どーしたの?…凄い汗かいてるけど…
じみん
じみん
あなた知らない?
ソヨン
あなたちゃんどーかしt…
ぐく
ぐく
あなたがどーした?!
ソヨン
…ぐく

なんで…さっきくん付けで呼ばなくなったばっかなのにあなたちゃんなの…
じみん
じみん
あなたが…あなた1時間目から授業きてないし…保健室にもいないし…カトクしたって既読つかないし…
ぐく
ぐく
は?今2時間目終わったとこだよな?……あ…俺、昨日の夜カトクしたけど既読ついてない。
ソヨン
うそ…あなたちゃん、どこ行っちゃったんだろ…
じみん
じみん
俺が…あんな事言ったから…
ぐく
ぐく
は?!お前何言ったんだよっ!
じみん
じみん
…は?お前がそれ言えんのかよっ!誰のせいであいつがっ…あなたが苦しんでんのか分かんねーのかよっ…
ぐく
ぐく
俺はあなたの事がっ…

そう言いかけたぐくは黙ってこっちを向いて悲しそうな目をしていた。
じみん
じみん
おいっ!なんか言えよ!
ぐく
ぐく
…もうあなたには飽きたんだよ。
じみん
じみん
は?お前最低だな。呆れたわ。あなたは俺が貰う。
ぐく
ぐく
勝手にしろ。
じみん
じみん
…後で後悔すんなよ。
そう言ってじみんくんは出て行ってしまった…
ソヨン
…ぐく
ぐく
ぐく
…あなたに俺が別れてって言ってたって言っといてくんない?
ソヨン
…分かった。

そして…3時間目もあなたちゃんは居なかったみたいだから、私も探しに言ったらあなたちゃん見つけた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ソヨン
ソヨン
…でも、寝てるだけだったなら…良かった…のかな笑
〇〇
〇〇
あ〜そっか笑ごめんね。
ソヨン
ソヨン
ううん!…じみんくんは…あなたちゃんの事凄い好きだよね。恋愛として。
〇〇
〇〇
そんな訳〜笑幼馴染としてだよ〜笑
ソヨン
ソヨン
ううん…多分気づいてないのあなたちゃんだけだよ。見てれば分かるもん。じみんくんの事もちゃんと…1人の男の子として見てあげてね…。
ソヨン
ソヨン
あっ…ごめん。上から目線でこんな事言って…昔同じような事があったから…さ。
〇〇
〇〇
全然大丈夫!ありがとう!
ソヨン
ソヨン
うん!じゃあね!
〇〇
〇〇
………良い子だな。
そう思うのと同時に堪えていた涙が溢れた。

プリ小説オーディオドラマ