俺が見た
クルーガーの目は恐ろしかった
「やあ、俺はエリック・マーティン。
君は?」
「俺はエレン・クルーガーだ。
よろしく。」
「君は、、戦士候補生?」
「いや、俺はマーレを憎んでいる。
だから、候補生とはいえマーレに従うような事はしたくない。」
この時思ったんだ。
俺とクルーガーの目は
同じ色だって事に
「そうか、、俺も同じだ。」
「そうか。」
「なあ、お前が良ければだけど、2人でマーレ治安当局に乗り込んで、マーレを内側から潰さないか?」
「俺はエルディア復権派をマーレ治安当局の内通者として導こうと思っている。協力して貰えるか?」
「ああ、やろう。」
その日から俺とクルーガーは
しばらくの目標をエルディア復権派のサポートをする事にした。
しかし、まさかあんな事があるなんて
思いもしなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。