第29話

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2023/02/27 13:27
坂悟 貴方
あの蒼ざめた海の彼方で 
今まさに誰かが傷んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている

夢が迎えに来てくれるまで
震えて待ってるだけだった昨日
明日 僕は龍の足元へ崖を登り
呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を

失うものさえ失ってなお
人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は
人が人の傷みを聴くためだ
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている

わたボコリみたいな翼でも
木の芽みたいな頼りない爪でも
明日 僕は龍の足元へ崖を登り
呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を

銀の龍の背に乗って
運んで行こう 雨雲の渦を
銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗って
轟燈矢
轟燈矢
いいじゃん。
坂悟 貴方
ふふっ。
これで龍を出せるの。
轟燈矢
轟燈矢
すげぇ!!
坂悟 貴方
怒りよ。
今悪党蹴り飛ばして
そりゃあ愛ある罰だ!!
眠くはないや!!ないや!!ないや!!
逆光よー!!
切島 鋭児郎
綺麗な声?
上鳴 電気
切島っ!!
な何してるんだ?
切島 鋭児郎
シー!!
これ綺麗な声だな。
上鳴 電気
あぁ。
坂悟 貴方
僕の記憶が全て消えても
生まれ変わったら
また君を探すMonster
爆豪 勝己
綺麗な声?
上鳴 電気
バクゴー!!
こっちだ!!
爆豪 勝己
あ?
坂悟 貴方
街に愛の歌流れ始めたら
人々は愛を語る。
坂悟 貴方
あの蒼ざめた海の彼方で
今まさに誰かが傷んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている

夢が迎えに来てくれるまで
震えて待ってるだけだった昨日
明日 僕は龍の足元へ崖を登り
呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を

失うものさえ失ってなお
人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は
人が人の傷みを聴くためだ
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに
僕はこの非力を嘆いている

わたボコリみたいな翼でも
木の芽みたいな頼りない爪でも
明日 僕は龍の足元へ崖を登り
呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を

銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗って
龍が7匹位出て
戯れている
坂悟 貴方
こんなもんかな?
がたっ
坂悟 貴方
!?
切島 鋭児郎
やべっ
坂悟 貴方
(見られた!?
洗脳すればいいか?)
坂悟 貴方
逃げたら死ね。
切島 鋭児郎
うわぁ?
坂悟 貴方
動くなっ!!
上鳴 電気
動けねぇ!!
ガサッ
坂悟 貴方
見られた。
燈矢になんて言えば。
轟燈矢
轟燈矢
あなた。
坂悟 貴方
やばい!!
見られたの!!
今洗脳して
止めたけれど
記憶を思い出されたら。
轟燈矢
轟燈矢
殺すか下に着くかの
選択を渡すしかない。
坂悟 貴方
私が洗脳を
解かなければ。
上鳴 電気
洗脳をやめろっ!!
俺らは何もしない!!
坂悟 貴方
信頼出来るわけないじゃん。
今私はヴィランになったんだから。
切島 鋭児郎
あなた。
なんでそっちに行ったんだ!?
爆豪 勝己
!?
坂悟 貴方
私は燈矢を
愛しているの。
だから燈矢の味方をするのが
筋でしょう?
貴方も愛する人に
あったら分かるわ。
上鳴 電気
あなた!!
切島 鋭児郎
分からねぇよ!!
まだっ!!
坂悟 貴方
仕方ない。
今日は離してあげる。
今度あったら
絶対に殺すわ。
爆豪 勝己
ぅわ!!
上鳴 電気
うぉ!!
切島 鋭児郎
おっ!!

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