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2021/05/09

第2話

告白🧡🧡♀︎
青side______
どうしようか…
目の前に見えている光景に心の中でこれまでにない焦りを感じた。
遠井さん
えっと…今なんて?
モブ
だから…俺と付き合ってください!!
遠井さんが…クラスの奴に告白されているのである

別に僕は遠井さんが告白されてようが別に関係ないのだが…ジェルくんが悲しむだろう

それに、俺が焦ってるのは告白を見てしまったからだけではない。ここにはもうすぐジェルくんが来てしまうのだ。

ここは学校の廊下。時刻は5時を過ぎており、学校には部活をしている人達や教職員達だけが学校に残っていた。

僕とジェルくんは久しぶりに2人とも部活がoffだったため一緒に帰ろうとしたのだが、ジェルくんが職員室に呼び出されたらしく、僕は廊下でジェルくんを待っていた。それで今の状況なわけ

もうすぐすればジェルくんが帰ってきてしまう。そうなったら…少なくともジェルくんは悲しむんだろうな…

僕はその現場を離れてジェルくんにこれを見せないよう職員室に迎えに行こうとした…けど
ジェル
お、ころんおまたせ〜
ころん
やばッ
廊下の向こうから手を振って走ってくるジェルくんの姿があった。気づいた時には既に遅かった…急いでそれを見られる前に帰ろうとするが
ジェル
そんなものは叶わずジェルくんは廊下の方を見つめている
ころん
ジェ…ジェルくん…
ジェルくんはそれを見てそのまま動かなくなった。
遠井さん
ごめんね
ころん
おお…
ガッツリとお断りを入れる遠井さんの声が聞こえた。それを聞いてもジェルくんは何も言わない
モブ
え、、、なんで?もしかして…好きな人いるの?ひょっとして、、、ジェル?
何だこの展開は…
僕はもう帰宅なんてものよりこの先を知りたくて突っ立っているジェルくんを廊下の影に隠して話の続きを聞いた
モブ
まじか…でもさ茜ちゃん?あんなやつやめた方がいいよ
…は
今あの野郎なんて言いやがった
ころん
あの野郎ッ
意味のわからないことを言い出した野郎にその場に出て1発殴ってやろうか。そんな思いをグッと我慢した僕を誰か褒めて欲しい。

もしここで僕が行けば、まずジェルくんやなな兄に迷惑がかかる。

ジェルくんは表情を変えずに話を聞いていた。

その後も野郎はベラベラと喋りだした
モブ
あいつだって気持ち悪くない?いつもヘラヘラ笑ってさぁ‪w何が面白いんだよって感じ‪w‪w‪w
ここで叫ばなかった僕を誰か褒めて欲しい。
自分の腕に爪を立てて何とか理性を保つ。てか、よく好きなやつの友達の悪口言えるな…どういう神経してんだこいつ
モブ
それにころんだっけ?あいつはただの馬鹿でしょ?それによく教室来るけどさぁうるさくて仕方ないんだよね‪wギャーギャーギャーギャー
ジェル
ッ…
ジェルくんの体がぴくりと小さく震えた。よく見ると拳がギュッと握り潰されている。

ただ2人ともここは耐えたのだ。ここであんな野郎を殴りに行くのは簡単だし。だけど、そうなれば生徒会に迷惑がかかる。それは1番嫌なのだ

モブ
しかもななもりだったっけか?生徒会長の。あの人もやばいだろ‪w生徒会長だからって上からもの言いやがって!どうせ生徒会なんて何もやってねぇだろ。アイツらがろくな仕事してるの見たことねぇよ‪w生徒会なんてろくな奴いねぇよ‪w
ジェル
ッ…
ころん
あの野郎ッ…許さねぇ
ラストスパートと言わんばかりに野郎はベラベラとなな兄の悪口を言い出した。

もういいだろ。これ

ジェルくんも僕も我慢の限界だった。ここまで十分耐えたよ。

僕とジェルくんが立ち上がって出ようとした。
でも…
遠井さん
それで終わり?
モブ
あ、茜ちゃん?
遠井さん
私の友達バカにして楽しい?
モブ
いや、、そうじゃなくて
遠井さんは男の胸ぐらをつかみ壁まで押し込む

僕はそれを見てハッと我に返り状況を理解した。

遠井さん…怖ッ
目が…目がすわってるよ
遠井さん
この際だからはっきり言ってあげるね。さっきから何も知らない癖にベラベラと悪口言ってたけど。キモイ?だっけ。私からしたらお前の方がジェル達よりよっぽどキモイよ。あんたと付き合う?天地がひっくり返ってもないわ
ころん
遠井さんッ…怖
ジェル
遠井さん
ここで1発殴ってやりたいけど…さすがに人の前ではそれは出来ないよね
遠井さんはチラッとこちらを見る。気づかれてたのか。
遠井さん
言っとくけど結構最初から気づいてたからね。分かりやすすぎ
ころん
あ、ごめん
遠井さん
私もこいつに言いたいこと他にもあったけど…譲ったげる。どうぞ
遠井さんは男を掴んでいた手を離す

僕はなんだかこの光景に混乱し怒りがほとんど冷めていた。いや、こいつはムカつくけどね。
ジェル
ただジェルくんは男に近づいて行った
ジェル
…お前…さっきはよくも…
モブ
ヒッッ!!
ジェル
俺の事はどう言ってもらっても構わん!でも…ころんやなな兄のことまでバカにしたのは絶ッ対に許さん!ころんが馬鹿や?なな兄が偉そう?生徒会が何もしてない?お前何も知らんからそんなことベラベラと言えんねん!なな兄の苦労もころんの苦労も知らんくせに知ったようなこと言うな!!
ものすごい勢いでジェルくんが迫っていく。今までに見たことが無いくらい怖い顔をしていた

大きな声に部活動で残っていたのか何人かの生徒がこちらへ様子を見に来た
ころん
ジェ…ジェルくん
ななもり
ストープ!
ころん
え、
増えてきた野次馬からなな兄が出てきてジェルくんを止める
ジェル
なな…兄
ななもり
それ以上の暴力はダメだよジェルくん。ほらほら皆も部活に戻ってね〜サボりはダメだよ〜
なーくんの呼び掛けで騒いでいた野次馬が少し減っきた
ジェル
ごめん…
ななもり
とりあえず落ち着こうか。何があったのかは…うん、だいたい予想できるけど。君、一応話を聞かせてくれるかな?
モブ
お、俺は悪くない!こいつがいきなり!
ななもり
悪いけど、それは信じられないな。ジェルくんがこんなに怒るのは滅多にないし…それにね、俺聞いてたんだよね。遠井さんが怒ってるところからだけど
モブ
あ…えっと…
着いた嘘が一瞬でバレたため男はオドオドとしている
ななもり
まぁ今回は軽く騒ぎになっちゃったけどそこまで大きくする問題でもないし。ここは穏便に行こうか。
そう言いながらもなな兄がめちゃくちゃ怒ってるのはこの場にいる僕とジェルくんはきっとわかっていただろう。

その後、野郎は薄っぺらい謝罪をして逃げるように帰って行った
この3人…怒らせちゃダメだ…










おまけ______
ななもり
さてと、皆疲れたでしょ?さっき先生からお菓子とお茶貰ったんだけど結構量あってね。一緒に食べない?
ころん
おっ!食べたい!
ジェル
俺もなんかまだムカムカするし、たーべよ
なな兄の提案で生徒会でお菓子をご馳走になることになった
ななもり
あ、遠井さんも来る?結構色々あるよ?
ジェル
…ッ!遠井さんも食べよ!
遠井さん
あ〜じゃあ遠慮なく
よっしゃと小さく後ろでガッツポーズをするジェルくんはさっきとは違いいつも通りだ。てか、ずっと思ってたけど遠井さんってひょっとして…
ななもり
じゃあ行こっか
僕達はなな兄について行き生徒会室まで向かった














































ジェル
と、遠井さん…その…
遠井さん
ん?
ジェル
あ、ありがとうな…さっきは
遠井さん
なにが?
ジェル
…俺達の事で怒ってくれたやん
遠井さん
…そりゃ怒るでしょ。大事な人バカにされたら
ジェル
ッ…/////
遠井さん
い、言っとくけど"友達として"だからね!
ころん
なにやってんの〜早く行こうよ〜
遠井さん
ほら、さっさと歩きなさいよ!
ジェル
は、はい
ジェルくんの恋が実るのは…そう遠くないのかもね