第30話

ポッキーの日
559
2022/11/13 21:39
あの、ポッキーの日は3日前だったんですけど。
許してください、、、。
梅原裕一郎
はぁ、やっと帰れる。
西山宏太郎
あ、梅ちゃーん!
梅原裕一郎
あ?
西山宏太郎
これあげる!
梅原裕一郎
、、、ポッキー?
西山宏太郎
そうそう!
西山宏太郎
今日って、ポッキーの日なんだって!
梅原裕一郎
へー。
西山宏太郎
家に帰ったら、食べてね!
梅原裕一郎
はいはい。
梅原裕一郎
(ポッキーの日か)
梅原裕一郎
仕事に夢中でそんな事も忘れるなんて。
江口拓也
何が忘れたの?
梅原裕一郎
、、、は?
江口拓也
うぅ、冷たい。
梅原裕一郎
いや、なんでもないです。
江口拓也
えー!
江口拓也
あ、そうだ!
江口拓也
ポッキー買いに行こうよ!
梅原裕一郎
え、あ、ポッキー?
江口拓也
うんうん!
江口拓也
ほら、行くよー!
梅原裕一郎
うわっ!
江口拓也
うわー!美味しそうなのがいっぱい!
梅原裕一郎
いっぱいありますね。
江口拓也
それじゃあ、好きなの買おっか!
梅原裕一郎
はーい。
梅原裕一郎
江口さんのお金たんまりと使わせてもらお。
江口拓也
え!ちょっと酷くない!
梅原裕一郎
嘘ですよ、自分の物は自分で払うんで。
江口拓也
え、あの梅ちゃんが!
梅原裕一郎
なんですか、その言い方。
梅原裕一郎
今俺の気になってる奴全部貴方に払わせますよ。
江口拓也
いやいやいや、ごめんって!
梅原裕一郎
はぁ。
江口拓也
ふぅ、結構買ったね!
江口拓也
梅ちゃん、お菓子より飲み物が多いねー!
梅原裕一郎
何言ってるんですか。
梅原裕一郎
江口さんなんてポッキーが見えないくらいお酒買ってるじゃないですか。
江口拓也
え、だって、お酒もう無いから。
梅原裕一郎
はぁ、だからあんなに冷蔵庫いっぱいにあったお酒が無くなってたんですね。
梅原裕一郎
俺も飲みたかったのに。
江口拓也
え!ごめん!
江口拓也
でも、大丈夫!
江口拓也
ちゃんと、梅ちゃんが一緒に飲めるようにほろ酔い買っておいたから!
梅原裕一郎
ふーん、江口さんなのにこんなに感が鋭いなんて。
江口拓也
え、それ馬鹿にしてる!
梅原裕一郎
え、はい。
江口拓也
んもー!
江口拓也
はぁ、ただいまー!
梅原裕一郎
お邪魔します。
江口拓也
え?
梅原裕一郎
あ、ただいま。
江口拓也
うむ、よろしい。
梅原裕一郎
このポッキーみたいなの美味しい。
江口拓也
良かったねー。
江口拓也
あ、この番組梅ちゃんが好きって言ってたのだ!
梅原裕一郎
え、覚えてたんですか?
江口拓也
勿論!
江口拓也
彼女が好きって言ってた物を忘れる訳ないでしょ!
梅原裕一郎
、、、、あっそ。
江口拓也
あ、照れた!
梅原裕一郎
うるさいですね。
梅原裕一郎
江口さんが買って来たお酒今ここで捨てる事だって出来るんですよ。
江口拓也
えー!ダメ!
梅原裕一郎
はぁ。
江口拓也
、、、ため息ばっかりだけどどうしたの?
梅原裕一郎
え、
梅原裕一郎
いや、新人の人とあまり仲良く出来てないだけですよ。
江口拓也
、、、まぁ、なんかあったら良いなよー。
梅原裕一郎
わかってますよ。
江口拓也
あ!このお菓子美味しい!
江口拓也
また、買ってこよ!
梅原裕一郎
俺にもください。
江口拓也
ん?良いよ!
梅原裕一郎
ありがとうございまーす。
江口拓也
んー!久しぶりにいっぱい食べた!
梅原裕一郎
そう、ですか。
江口拓也
ん?
江口拓也
梅ちゃん、少し酔った?
梅原裕一郎
、、、多分。
江口拓也
お水持ってくるから待ってて。
梅原裕一郎
はい、
江口拓也
持って来たよ!
梅原裕一郎
んっ、



江口拓也
ほら、寝るよ。
梅原裕一郎
わかり、ました、
江口拓也
おやすみ。
梅原裕一郎
おやすみなさい。

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