なんか、もうちょっと一緒にいたい。
離れたくない
そんなの気を使うに決まってんじゃん
どんだけグクくんのこと思ってると思ってんの
もぅ
どーにでもなっちゃえ
え?何その反応
そうすると
グクが顔の近くまで来て
戸惑っていると、グクは頭に手を置き
私をじっとみた
人物は違いますが
こんな感じ!
真剣な目をしてる。
頼っていいのかな?
私嫌われてないの?
やっぱりそーなんだ
歩こうとした。
その時手を強く引っ張られ
嫌いなくせに、なんで?
気にかけるっていうのもどうせ遊んでるんでしょ。
はぁ
でも、なんか頼ってもいいのかなって
どこかで思ってる。
嫌われててもいい。
帰る時間
門限なんて嘘。
グクくんといるだけで心が苦しい
身が持たない。
それに、
グクくんは私の事別に好きじゃない
勘違いしてる私が嫌。
私の質問に答えてくれなかった。
胸が一瞬にして苦しくなった
もー嫌だ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。