目黒side
こーじの「ただいまー」が聞こえたと思ってたけど、自分の部屋の片付けをしていた。
たまたま通りかかった隣の部屋のあなたちゃんの部屋を見ると…
可愛い〜!キュンとするわ!
わ、こーじも照れてる。真っ赤。w
暇だし、話しかけちゃおー
あなたちゃんの部屋に入ると、きつくはないけど
ラベンダーの香りがする。
そして、見えたのは大量のグッズ。
あなたちゃんはニコニコというより、ニヤニヤしながら言った。
すると、あなたちゃんはビックリしてこーじの服の裾を掴んでいた。
とこーじの目を見て言っていた。
「それは…」と少し濁した。
そんなに可愛い顔で言うから、返事は…
すると、部屋の外から声が聞こえた。
すると、翔太くんは「うん!こーじありがと!」
といつもの(?)5歳児に。
すると、ラウが怒る仕草をした。
あ、ラウもやったわ。これ。
すると、ラウは慌てた様子で言った。
一方、あなたちゃんはタイミングを見計らってる?
「言わないの?」と口パクで言った。
それにピースで返した。
ラウは顔に嬉しいという文字を浮かべてる。
きっとあなたちゃんのおじい様のことがあったからだろう。
まあ、高校生同士なんかあると思うけど…
あ、ラウ無理だ…けど…
ラウはニコニコして俺に言った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。