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第50話

信じてるから

あの後、るとくんは一緒にご飯を食べて、夜まで私の家にいた。


2人きりにはならなかったけど、私は結構気まずくて上手く笑えてなかったと思う。


るとくんは何も無かったかのように笑ってたけど、


宙「ひまり?聞いてる?」


ひまり「あ、ごめん」


宙くんと登校してるのに私がモヤモヤして全然話せてない。


私は申し訳なくなって悲しくなる。


宙「ひまり、なんかあった?」


ると「ひまちゃん、おはよ」


ひまり「ひゃ」


るとくんの息が耳にかかって変な声を出してしまった。


宙「いい加減にしろ」


そらくんは本気で怒っている。


私は気まずくて下を向く。


ると「ひまちゃん、下向いてどうしたの?」


ひまり「な、なんでもないよ」


私が困っていると、後ろから女の子達の声がした。


後輩「るーとー!」


後輩「おはようー」


後輩「きゃー!カッコイイ!」


後輩達がるとくんの腕を掴んで引っ張っていく。


ると「あー!ちょっと!ひまちゃん、!」


ひまり「るとくん、」


宙「ないす」


そらくんはニヤッと笑っている。


るとくん達が慌ただしく去っていく。


ひまり「嵐みたいだったな。」


私が前髪を直しながらるとくんを見ていると、宙くんが私の前に立った。


宙「ひまり、なんかあった?」


ひまり「えっと、」


宙くんに言わなきゃ、るとくんに告白されたって。


ひまり「あのね、」


私が困って目をそらすと、宙くんは優しく笑った。


宙「大丈夫、無理に話さなくて」


ひまり「え、」


宙「俺はひまりを信じてるから」


ひまり「うん、ありがとう」


宙「ほら!行こう!」


そらくんに話せないのが悔しい。


勇気があればな。



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