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第7話

私の秘密(2)

私は昔からモテてた。

お兄ちゃん達もカッコよくて、私の家族は皆モテるほうだと思う。

今まで、たくさんの男の子達が好きという気持ちを伝えてくれた。

顔を赤くして、でもまっすぐ目を見て伝えてくれて、嬉しかった。

でも、私はどんなにカッコイイ人でも、優しい人でも振るんだ。

いつもいつも ごめんなさい って。

その度に、男の子は辛そうな、泣きそうな顔になる。

その顔を見る度に私も辛くなる。

じゃあ、付き合えばいいじゃんって思うよね。


私さ、


"人を愛することが分からないの"


好きとか、愛してるとか。
その感情が無いの。わかんないの。


好きってなに?恋ってなに?愛ってなに?


わかんなくてわかんなくて、
たくさん考えた。
これでも考えたつもりだけど、やっぱりわからないの。

そんな自分が悲しくなる。





今さ、あんまり笑わないし、愛想ないってよく言われるけど、昔はよく笑う子だったんだよ。



中1の冬から、笑うことが怖くなった。

私が友達だと思ってた子から

お前の笑顔が嫌いだ
男子にいっつもヘラヘラ笑って、好きにさせといて
告白されたら振るとか、頭どうかしてるよ
って言われたんだ。


その子が好きな男の子が私のことを好きだったみたい。

それから、笑うのは辞めようって思った。

私が笑わなかったらきっと誰も好きにならないって

でも現実は違かった。

私が話さなくても、笑わなくても、好きになってくれる子はたくさんいた。




これが、私の笑わない理由と、恋をしない理由。





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