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第31話

後夜祭

放送「ただいまから、後夜祭を開催します。教室に残っている生徒はグラウンドに集合してください。」


級長「みんな、今日はお疲れ様!後夜祭に行こう」

クラスメイト「おつかれー!」

クラスメイト「いこいこっ」

クラスメイト「後夜祭楽しみ〜!」


未羽「ひまり!私響のところに行ってくるね」

みうは満面の笑みで走っていった。

2人とも幸せそうだな。


宙「後夜祭、俺といてよ」

ひまり「もちろんだよ」

そらくんは笑って私の手を握った。

ひまり「どこ行くの?」

宙「屋上!」

ひまり「屋上!?」


そらくんは屋上への扉を開けて、こっちを見た。

宙「先に入って」

ひまり「え?え?」

私がおどおどしていると、そらくんは私の背中を押した。

私が屋上に入る。


ひまり「はああ」

空には星がたくさん。

屋上から見ると、星がすごく綺麗に見える。

宙「綺麗だろ?」

そらくんが私の後ろで笑っている。

ひまり「うん、綺麗」

そらくんと私は屋上のベンチに座った。

宙「姉ちゃんがここの学校の卒業生でさ、」

ひまり「うん」

宙「文化祭の後夜祭は屋上に行けって言われたの」

ひまり「そうなんだ、屋上に来て正解だね」

私が笑いかけると、そらくんは照れた様子でまた空を見た。

宙「星って何個あるんだろう」

ひまり「1万とか」

宙「少なすぎない?www」

ひまり「え」


ひまり「もう、つぼんないでよ」

そらくんはまだ笑ってる。




宙「俺らが出会えたのって奇跡なのかな」

ひまり「奇跡じゃない」

宙「え?」

ひまり「私達が過去にしてきた選択が、私達を今出会わせてくれたんだよ。」

宙「そっか、俺の家族があんなのじゃなかったらひまりと出会えてなかったんだな。」

ひまり「あんな?」

宙「あー、いや、なんでもない」

私は家族のことを聞きたかったけど、そらくんは話したくない様子だったからやめた。

いつか聞ければいいよね。


宙「来年も一緒にみてくれる?」

そらくんは子犬のような目で見つめてきた。

ひまり「可愛い」

宙「はあ!?かっこいいって言えよ!」

ひまり「あははっ」

宙「ねええ」

そらくんは立ち上がって私を抱きしめた。

ひまり「んばああ」

私はそらくんのお腹に顔を付けたままじっとしていた。

宙「なに、んばあってw」

ひまり「ふふふ、来年もずっとずっと一緒に見るよ」

もごもごしたまま私が話すとそらくんはクスッと笑った。

宙「うん、俺も」



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