第22話

待ち合わせ
190
2020/11/19 09:40

未羽「あ、あれじゃない?」

ひまり「どこ?」

未羽「あの男の子2人」

ひまり「あ、」

私は少し緊張した。

そらくんと響くんが2人で話してる。

そらくんの私服を見たのは2回目、やっぱりオシャレだ。

未羽「いこ?」

私の目を見て未羽が微笑んだ。

ひまり「うん」

私達は2人に近寄った。

響「あー!来た」

響くんがこちらに手を振る。

私達が手を振り返すと、そらくんがこちらを見た。

ひまり「おまたせ、」

未羽「ごめん!時間かかっちゃって」

宙「...」

響「大丈夫だよ、2人とも可愛いね」

そらくんは何も言わず、じっと見つめてくる。

やっぱり、変だったかな

響「そら?どーした?」

未羽「何見とれてんのー!」

宙「あ、ごめ、ちょっと、」

ひまり「?」

未羽「まー、そろそろ出店見よー!」

響「そうだね」

2人がサラッと手を繋いで歩いていく。

ひまり「ね、ねえ、」

宙「ん?」

ひまり「変かな」

宙「んーん、正直言うと、可愛い」

ひまり「へ」

私が固まるとそらくんは肩をポンっと叩いた。

宙「はは、固まんなよ」

ひまり「いきなり言うから!」

宙「あはははは!」

ひまり「おい!」

私達は揉めながら2人の後をおった。

そらくんの可愛いの声はハッキリ覚えてる。


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