駿佑side
駿佑『…』
謙杜『みっちー!…みっちー?』
駿佑『…はぁ』
謙杜『みっちー!みっちー!みっちー!』
駿佑『うおっ!どしたん』
謙杜『…最近おかしいで?』
駿佑『…別に…いつも通りやない?』
最近、あなたさんの事ばかり考えてしまう。
思い出しては暑くなる。
駿佑『…どうしたらええんや…』
謙杜『…丈くん!みっちーがおかしい!』
丈一郎『ちょっと謙杜うるさい』
いつものように楽屋のソファに座っていると
駿佑『…ふぇ!?』
恭平『え、急にどしたん(笑)』
駿佑『…いや…別に(笑)』
愛しのあなたさんからメールが!
しかも“明日暇?”って!
お誘いのメール…?
駿佑『…あ』
いや、まだ遊ぶとは決まってないやん!
駿佑『…ほんまにばか!やってもうた…』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。