第70話

☁️
9,411
2020/12/08 09:55
道枝side


駿佑『…はぁぁ』

恭平『おわったぁぁ』


やっと練習が終わった。

ライブも近いから

最近はハードな練習ばかりだった。


















大吾『お疲れさん』


そう言って大吾くんは

俺に冷えた水を渡した。














駿佑『え!これ…』

大吾『さっき買ってきてん』

駿佑『ありがとうございます!』

大吾『最近頑張っとるみたいやしな(笑)』


そう言って大吾くんは流星くんの所へ向かった。





















謙杜『…なぁ』

駿佑『ん?』

謙杜『あなたさんやろ?』

駿佑『…っ!は!?』


“あなたさん”

その名前を出されると動揺してしまう。














謙杜『恋してんね〜』

駿佑『ちょ、やめろよ』


謙杜が俺を茶化している横で




















恭平『…』



恭平が複雑そうな顔でこっちを見ていたなんて

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