駿佑side
あなた『これ可愛い!』
駿佑『ほんとですね!』
今はお土産コーナーにいる。
さっきから可愛いと連発しているあなたさんが一番可愛くて仕方がない。
あなた『見て!これ!』
そう言って彼女はイルカのパペットをして笑顔で近づいてきた。
駿佑『…はぁ/////』
可愛すぎて無理。
本当に年上か疑うくらい。
すると
和也『なぁなぁ恭平!これ可愛ない?』
恭平『大橋くんまじ子供っすわ』
謙杜『それな』
和也『なんだとぉ!』
ちょっと待って
なんでおるん。
駿佑『…あなたさんこっちの方行きましょ』
あなた『…へ?うん!』
俺はあなたさんの手を取り、なるべくあの二人から離れた。
のに、
大吾『お!みっちー?』
流星『みっちーやん!』
大西畑カップルに見つかってしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。