前の話
一覧へ
次の話

第92話

☁️
12,118
2021/02/09 10:54
あなた『こんな私で良ければ…はい』

駿佑『あなたさんしか有り得へんから』


すると道枝くんは私の手を繋いで歩いた。
















あなた『…どこ行くの?』

駿佑『ここじゃバレたらあかんから』


そう言って道枝くんは人差し指を自分の唇に近づけた。


















あなた『…っ』


そんな仕草にもドキドキしちゃうのは

それくらい道枝くんに夢中だってこと。




















あなた『…え…家族が…』


道枝くんの家とか

家族がいるはず。














駿佑『今日だけ、皆帰ってこん』


そう言って優しく微笑む。



















駿佑『…はぁ…ほんま幸せや』


そう言って道枝くんは私を抱きしめた。














駿佑『…』


するとだんだん顔が近づいてくる。















あなた『…だめ』

駿佑『…なんで』

あなた『まだ高校生でしょ…』


すると道枝くんは私の髪を手でとかした。



















駿佑『子供扱いしたらあかんで?』


そう言って顔を近づける。






































これからも私は










































ずっと“あなたに夢中”なのかもね。


ーendー

プリ小説オーディオドラマ