第37話

知らない一面
661
2020/05/13 05:08
樹side



話が終わったあと、皆んなそれぞれの仕事に行った。




仕事がない人はみんな暗い顔をして楽屋に戻った。






俺も仕事に行こうとすると











あなたは手を握って離してくれなかった。
樹
あなた??どうしたの?
(なまえ)
あなた
怖かった。
樹
え?
(なまえ)
あなた
みんなが部屋に入ってきた時、、
怖かったの。
樹
ねぇあなた?大丈夫?
(なまえ)
あなた
ううん。大丈夫じゃない。どうしよう。
ねぇどうしよう樹!!私、みんなのこと怖がってる、いつもなら全く怖くなくて、笑い合えるはずなのに、怖かったの!樹!ねぇどうしよう!!
樹
落ち着いてあなた
(なまえ)
あなた
なんで!?なんでなの!!なんでよ!
あなたはパニックになって泣き叫び始めた。




その時のあなたは見た事ないくらい戸惑ってて、




俺が知らないくらいの大声を出てた。





それが聞こえたのか、




NAOTOさんはすぐに部屋に戻ってきた。
NAOTO
NAOTO
あなた!?どうしたの!?あなた!!
(なまえ)
あなた
ねぇなんでなの!なお兄なんで!?
NAOTO
NAOTO
あなた!!落ち着いて!
樹
あなた!
玲於
玲於
うるさっなに??
NAOTO
NAOTO
玲於!!あなたが!
玲於
玲於
HIROさん呼んできます
樹
あなた、落ち着いて。
深呼吸しよ。
(なまえ)
あなた
いやぁ!なんでなの!!なんで私はみんなのこと怖がっちゃうの!今まで怖がったことなんてなかったのに!
樹
落ち着いて!!
HIRO
あなた!!
(なまえ)
あなた
ねぇHIROさん!
私どうしちゃったの!?
HIRO
落ち着け!!大丈夫だから!あなた!
(なまえ)
あなた
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
樹
あなた?
(なまえ)
あなた
ごめん。取り乱しすぎた。
初めての事でパニックになってた。
樹
大丈夫?
(なまえ)
あなた
うん。小さい時からそうなの。
病気とかじゃないんだけど、考えられないことが起こると、パニックになって泣き叫んじゃうの。。
小さい時から一緒にいた俺でも知らない1面だった。






あなたの全てを知ることができるのはいつ?

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