第52話

君がいたら
532
2020/06/13 02:56
樹side

朝、起きると横には可愛い寝顔。









これからもこの顔が見れるとか幸せだなあ。









まだ見ていたいところだけど今日はお互い仕事









だから起こさなきゃ









名前を呼んでそっと体を揺らすと









目を擦りながら俺を手探りで見つけ出す。









「んん〜?」と甘い声を出して誘惑してくる。









俺は常に我慢してるんだけどなぁ〜。
(なまえ)
あなた
いつきぃ〜?
樹
おはよう。
(なまえ)
あなた
んふふっ。おはよう





「チュッ」






2人のリップ音が響いた









あなたはふにゃっと笑って抱きついてきた
樹
どしたの//////
(なまえ)
あなた
いつき。
樹
ん?
(なまえ)
あなた
すき
樹
俺も
(なまえ)
あなた
ふふふっ。
そうやって笑うあなたは今までで1番可愛かった。









ふと時計を見た時。









現時刻は「8:46」









仕事が始まるのは「9:50」









あ、やべぇ
樹
あなた!起きて仕事!!
(なまえ)
あなた
え?8時じゃないの??
樹
今8時46分!!
(なまえ)
あなた
はっ!?
そう言ってベッドから降りると布団を畳みながら









「なんでもっと早く起こさなかったの〜」









そう言った。それさえ可愛くて。。









もう重症だと思った。、
(なまえ)
あなた
時間ない!!ご飯食べれない!!
メイクしなきゃ!!着替えなきゃ!!
樹
すること沢山なの忘れてた〜










残念ながら今日の朝はあなたのご飯は食べれないらしい









食べたかったなぁ〜









(なまえ)
あなた
メイクできた!!行こう!!
樹
うん!
                       「行ってきます!!」









この一声でさえ、









あなたと一緒なら幸せだと感じた。

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