ー1年後ー
めっちゃ飛ばしてごめんなさい
樹side
俺とあなたは今日、直人さんに挨拶に行く
理由は結婚するから
そう、晴菜は19歳になった。
約束を守れる歳になった。
だからその約束を守りに今日は行く
HIROさんにも挨拶に行くと
公表していいとの事
賛否両論はあると思うけれど
お互いのブログ、インスタ等で公表
ファンの方々からは
「おめでとう!!」
「やっと!!嬉しいよおめでとう!」
「やっぱりそうじゃないかと思ってたよ〜!」
「お似合い!おめでとう!」
たくさんのお祝いメッセージが
あなたは横でメッセージをみて
「嬉しいね」
そう言って笑ってた
婚姻届を書く時
ランペの楽屋で書いた
2人で名前を書いて印を押す
幸せの瞬間だった
あなたはそういうけど
みんな辞めないでって顔してる
俺がとめなきゃ
コンコン 「失礼します」
黎弥は笑顔で入ってきて
あなたに花束を渡した
あなたの目は涙で濡れてて
必死に笑おうとしていた
みんなは元通りわいわい話してたけど
黎弥とあなたの目にはずっと涙が浮かんでた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!