第39話

怖いの条件(2)
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2020/05/14 02:58
あなたside



その後私は帰ることになった。



もちろん樹と。





行かなくちゃいけないのは分かってる。




だけどどうしても怖くて、




ランペの楽屋には行けなかった。



樹がGENEの楽屋に迎えに来てくれて、


一緒に帰ることになった。



その時、私達を呼ぶ声がして振り返ると、



目の前には黎弥が居た。、
(なまえ)
あなた
黎弥。。
黎弥
黎弥
ねぇあなた?
怖くなったって本当なの?
(なまえ)
あなた
ごめんなさい。
黎弥
黎弥
謝って欲しかったんじゃなくて!
(なまえ)
あなた
ひゃっ!
黎弥が私の肩を掴んできた。



普段ならこんな時怖がらないはずなのに、



怖がってしまった。



こんな時、いつもならなんて言ってたか、

それさえ分からなくなってた
黎弥
黎弥
あなた!!
(なまえ)
あなた
やめっ、やめて。ください。。(グスッ
樹
黎弥くん。。
今度話しましょ。。
黎弥
黎弥
うん、そうしよ。
ごめん、あなた。樹も。
樹
いえ、じゃあ。失礼します。
あなた行くよ。
(なまえ)
あなた
う、うん。
ごめ、ごめんなさい。
本当に外に出ようとした時、

黎弥じゃない、他の人の声が聞こえた。


後ろを振り返ると、


ランペメンバーやファンタ、バリのみんながいた。
翔平
翔平
あなた!?
怖いの??
樹
翔平は大丈夫なんじゃ
(なまえ)
あなた
しょへ?仕事ないならしょへも帰ろ。
翔平
翔平
良かったあなた〜!!(ギュ
(なまえ)
あなた
わーい!!しょへ好き
翔平
翔平
私も好きでございます!!
陸
あなた??
(なまえ)
あなた
りっくん。ごめんね。
分からないけど怖いの。。
陸
そっか。慣れたらでいいんだよ。
また一緒に遊ぼうね。
(なまえ)
あなた
ごめんなさい。
壱馬
壱馬
あなた。。
(なまえ)
あなた
決して嫌いなわけじゃないから、
殺さないで
壱馬
壱馬
いや殺そうとはしてない
(なまえ)
あなた
知ってるけど。
壱馬はいつも怖いからなぁ。
樹
え、ねぇあなた??
壱馬さんは怖くないの?
(なまえ)
あなた
え?
壱馬
壱馬
え?
(なまえ)
あなた
わからない。
壱馬を見てて怖いのはいつもだから、
壱馬
壱馬
ディスらないで?正直に言って?
(なまえ)
あなた
別にいつも通りかなぁ
壱馬
壱馬
怖くないの?
(なまえ)
あなた
だから、壱馬はいつも怖いんだってば!
慎
あなたさぁぁん(グスッ
大樹
大樹
まこっちゃん。大丈夫だよ。
あなただからすぐに治るよ。
(なまえ)
あなた
いや、この佐藤め。
そうとは限らねぇかんな?
大樹
大樹
いやいやいや!
あなただよ!?治る治る
(なまえ)
あなた
お前も怖がってやろうか
大樹
大樹
怖くないのに怖がれるわけないじゃん
(なまえ)
あなた
くそ。、
てか帰らせてよ
翔平
翔平
よしあなた!!
帰ろ!!
(なまえ)
あなた
うん
颯太
颯太
あなた!!
またお家遊びに行けるよね!?
(なまえ)
あなた
いつか、ね。
慧人
慧人
あなた!?!?
(なまえ)
あなた
あぁ〜。
慧人は、怖く、ないかも。。
慧人
慧人
本当に!?!?
(なまえ)
あなた
うん。なんか、大丈夫な気がする。
帰りたい、じゃ、また今度。
そう言って外を出る時、



「あなた。。」



そう黎弥の声が聞こえた気がした。

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