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第9話

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彼に電話を渡すと、韓国語で何か会話をし始めた。

一通り会話が終わると、彼から電話を返されたが既に電話は切れていた。
あなた
え?ユミ何だって?何話してたの?
謎の韓国男性
ん?あー、ちょっと待って
彼は不機嫌そうに、ダウンジャケットを着始める。
謎の韓国男性
ホテルに送って行くよ。
あなた
へ?タクシーに説明してくれたら、1人で大丈夫だけど?
ユミは彼に何を話たんだろう。不思議に思いながら私もダウンコートを羽織り、帰り支度をする。
謎の韓国男性
忘れ物ない?
あなた
うん、多分。
部屋を出てから、彼の後ろを小走りで着いていったが、敷地が広くてまるで迷路の様だった。

そして、目立たない所に黒塗りの車が止まっていて、彼に促されて後部座席に乗り込んだ。
窓ガラスが黒くなっていて、タクシーには全然見えなかった。
あなた
えーっと、もしかしてこの車って、あなたの専用のタクシーとか?
もうこの男とも会う事無いんだし、色々詮索するのも悪いと思ってたけど、気になって聞いてみた。
謎の韓国男性
ん?ああ、うちが契約してる車かな。
謎の韓国男性
あ、もし後からその怪我が悪化して困ったら、ここに連絡して。名刺渡しておくよ。
名刺みたいなものを見せられ、手の上に乗せられた。

翻訳機が今は手元にないから、何を言われたか分からないけど…
あなた
まー、色々びっくりしたけど、助けてくれてありがとうね。
あなたは日本語は分からないと思って、英語で話かけてみた。
謎の韓国男性
あなたさんはこの後、ずっとホテル滞在ですか?
あなた
あら、英語話せるの?
謎の韓国男性
少しだけ。
あなた
んー、暫くしたら友達の家に滞在する予定。あ、私の名刺も渡しておくかな。日本に遊びに来るなら、大阪案内してあげる。
あなたは鞄の中から、手帳に挟んでいた自分の名刺を渡す。大昔にお試しで作った個人名刺なんだけど…。
謎の韓国男性
大阪?僕の友達にも大阪の子いるよ。今日紹介出来なくて残念だけど。
あなた
友達に日本人居るんだね。
あ、だから少し日本語も話せるのか〜。あー、納得。
たわいもない話をしていたら、気がつけばホテル前に到着していた。

あなたは男にお礼を言って、車の外に出ると、空はすっかり陽が落ちて真っ暗になっていた。