無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第11話

🌱
そして、次の日の朝。


今日は朝からユミに連れられて、でっかいビルの中にある事務所にいた。


ユミ
はい、これ許可証だから無くさないでね。
ストラップ付きのカードケースに入った許可証をユミから受け取る。
ユミ
今日は見学って事で説明してるけど、あなたには、先にちょっと見て欲しい場所があるんだよねー。
あなた
ちょっと待って…。手伝って欲しいってまさか…
ユミ
やだー。分かっちゃった?
ユミに連れてこられた部屋の正面は鏡ばりになっていて、ダンスの練習場の様だった。
ユミ
久々に踊ってみない?練習生達が来る前にさ。
あなた
は?ちょっと、私もう何年も踊ってないんだよ。踊れる訳ないでしょ…
ユミ
そうだコレ着てみて。
ユミは紙袋の中から、大きめのパーカーを取り出して、ズッポリとあなたの頭の上から被せた。

あなたは渋々ながら、服装を整えて、髪の毛を後ろで束ねた。
あなた
もう…。少しだけだからね。
ユミ
嬉しいくせにー。
ユミが機材を触って、音楽を選曲してるうちに誰かが部屋に入ってきたが私達は全然気付いていなかった。
私は軽くストレッチを始めて、身体をほぐしていく。踊るのは本当に何年ぶりだろうか…。



音楽が鳴り始めると、自然に身体がリズムを取り始める。
知っている曲が流れてきて、あなたは踊り始めた。昔よくユミとも練習で踊っていた曲だ。

身体がリズムを覚えていて、思ったより踊れる。

ユミ
きゃー。あなた最高!踊り健在やん!
あなた
いや、全然だし。息切れしてるし、もう無理やし。
ユミと会話していると、拍手をして近づいてくる人影がいて、あなたは慌ててフードを被って、ユミの背後に隠れた。

勝手に部屋を使っていた事を怒られるのじゃないかと思ってあなたはビクビクする。