あなたは、テヨンに連れられて休憩室らしきスペースに移動する。
テヨンは少しイライラした様子で、悠太の背中に抱きついてきた。
テヨンは不貞腐れた表情をして、ボソボソと悠太に話しかけていた。
悠太はテヨンに伝えると、テヨンは飲み物を買いに行ってくれた。
普通に素で会話しているけど、
私って男の子を演じなきゃいけないのかな…。
テヨンは悠太君に何て説明したのか分からないし、悩むところだな…。
テーブルに暖かいコーヒーが並べられる。
あなたは2人の会話が早くて、さっぱり分からず、コーヒーを飲みながら、2人の顔を交互に眺めていた。
本当にこの子達、かっこいいよな。
オーラがやっぱり違う気がする。
何で私がここに一緒に居るのか不思議なくらいだわ…。
急に日本語で話かけられた内容が、
夕飯のお誘いで、顔がにんまりと笑顔になる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。