澤村「よし!平常心っ!」
菅原「自分に言ってんのか?大地ぃ〜」
澤村「うっせ!」
清水「東峰、パス忘れてる」
東峰「あ!ごめん!」
日向「…あれっ…バッグ…中身…違う…」
田中「?何だ忘れもんか?」
日向「いや、この袋、俺のと同じなんスけど…俺のじゃない…?」
あなた「えっ…それつて…」
日向「…!!シューズが…ない…ッ!!」
あなた「それやばくね…?」
武田「…では、どこかで取り違えられたということですね」
谷地「みかん色のヤツだよね…?子供服チェーン店の…」
日向「夏のなんだけど…丈夫だし、ちょうど大きさだったから…!」
山口「日向がトイレ行った時、俺、ちょっと荷物から目を離しちゃって…!その時としか……スミマセンッッ!」
日向「山口のせいじゃねーしッッ!!」
武田「はい、落ち着いて。アップ会場の体育館に確認してみましょう」
縁下「買いに行きますか?」
澤村「場合によってはだな」
「「すみませんッッッ!!」」
菅原「大丈夫だ。死なねーから」
あなた「でも…仮に買いに行っても日向のサイズのシューズなかったら、試合中、危ないですよね…」
澤村「まぁ…そうだな」
影山「お前、ケータイは?」
日向「えっ…」
あなた「え、うっそケータイも無くしたの…?」
日向「!!あぁ!あの袋の中だ!!影山ナイス!!」
あなた「ってことは日向のケータイに電話かけてみれば…!!」
山口「俺がかけるよ!!」
あなた「うん!」
これで誰かが出てくれれば…何とかはなりそうだな
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。