あなた「わぁ…。ここが合宿所ですか?!」
清水「うん。」
あなた「合宿って…こういう場所でするんですね…」
清水「他の所は分からないけど、うちはいつもここだよ」
あなた「ホテルとかで合宿する高校とかあるんですかね?」
清水「それはどうだろう…w」
苦笑いされた…
流石にホテルはないか?
清水「あなたちゃんは料理できる?」
あなた「できる方だと思ってます」
清水「じゃあ、カレー作るの手伝ってくれる?」
あなた「はい!」
あなた「目が…目がァァァァァ!!!」
勘違いしないでよ!
厨二病じゃないもん!
清水「だ、大丈夫?やっぱり変わろうか?」
あなた「い、いえ。こんな痛い思い潔子さんにはさせられません。それに、後ちょっとですしね!」
清水「そ、そう?」
あなた「はい!」
なんで目が痛いか?
そんなん玉ねぎの皮向いて切ってってしてるからに決まってんだろ!
私、これ強い方なんだけどな…
流石に量が多すぎる…
こんな時にあの"タコ"がいたらなぁ…
もっと楽なのに…
てか、あの"タコ"って、結構活用出来たよね?
もっと上手いこと使えばよかったのに…
マッハ20で動いて、沢山の手足…というか触覚
絶対社会の役に経ったのにな…
ま、殺した相手の事今更言っても遅いんだけどね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。