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2021/06/24

第3話

☺︎











俺は、



「絶対ダメだよ」



って言おうとしたけど、言えなかった。



虐めを止めようともしなかった俺が、



そんなこと言える立場じゃないと思った。






























   『それじゃ俺も連れてって』










あなた「え…?」










倫太郎「財布とナイフと携帯、ゲームも鞄に詰めてさ」



   「どっか遠くに行っちゃおうよ」











俺は、君を肯定も否定も出来ないから。



だからせめて、一緒に居させてよ。











あなた「倫太郎はそれでいいん?」










倫太郎「うん。それがいい。」










あなた「家族にも、友達にも会われへんで」











倫太郎「うん。」










あなた「バレーも出来へん。」










倫太郎「うん。」










あなた「……」










倫太郎「そもそも家族に会えないのはいつもじゃん」











あなた「…それもそやな」











俺の親は2人共、仕事が忙しくて家に帰って来ない。



それはあなたも同じ事。










倫太郎「じゃあ荷造りして行こっか」










あなた「うん。」










倫太郎「あ、でも先にお風呂ね。」



   「雨の中傘ささずに帰ってきて
    そのままだと風邪ひいちゃう」










あなた「うんッ」










あなたは赤くなった目を向けて、ほんの少し笑った