チョロ松side
僕がこんなに嬉しい理由は他でもない
それは……
いや、あの子マジで可愛いよ!?顔もだけど性格も!!ヤバい!!天使!!
しかも僕によく話しかけてくれるし……
これって脈アリって事だよね……!
……そして塾に着きました
『(。・ω´・。)ドヤッ』ってむっちゃ可愛いいんだけど!?
ハッ!まさか……
『チョロ松君って彼女いるの?』
かーらーのー……
告白くるんじゃね!?
っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!これで松野家カースト最上位に君臨だっ!!よーく見とけお前らっ!!
……えっ!?
待て待て待て、確かあなたちゃんってうちのクソ長男と同じ学校だったよね?
嫌な予感……
……………
アクシデンツッ!!!
あのクソ長男めっ……!タダじゃおかないぞ……!
てかこれ絶対あなたちゃんにドルオタだって思われたよね(まあ、実際そうだけどさ)
フォローになってないけど………
引かれなくてよかったなぁ
やっぱり、あなたちゃんはいつも優しい
……よし、あとでおそ松兄さんシメよう
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おそ松side
今日何か俺変だな
何か頭がぼぅっとして……
……でも、何で
ずっとあいつの顔が頭から離れない
今頃あなたはチョロ松と塾か……
きっとあなたは嬉しいんだろうな
……好きな人と同じ塾で
そう思っても
あの二人のことが
気になって仕方ない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。