慎太郎side
ルイと別れてから暫くは落ち込んでいたが
毎日のように高木先輩からのアタックがあり
結局今は仲良く過ごしている(色んな意味で)
そう言いながら後ろから腕を腰に絡めてくる
カァァァっと顔が赤くなっていくのが自分でもわかる
ールイsideー
慎太郎と高木先輩が付き合い始めた事は
瞬く間に学内に広まっていった
俺は正直なんとも言えない複雑な感情だった
でも、慎太郎が幸せになれたなら良かった
という思いが1番大きかったと思う
人目も気にせず よくイチャイチャしてるしw
2人で歩き出すと先輩が話し始める
そう言って無邪気に笑う先輩に
キュンキュンするのと先輩の家族に
会うという緊張で心臓は忙しく動いている
と優しく笑う顔を見たら確かに
先輩がいれば大丈夫...そう思えた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。