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2020/05/29

第10話

過去の恋人 たつきとな近付き 4



それから数週間変わらぬ日々が過ぎていった



が、ルイの不満は溜まっていく一方


そしてたつきとの仲は良くなっていき


慎太郎にも不満が少し生まれてきていた





そんなある日



ルイが目にしたものは













ー大学ー



ルイ
(シンの声がする)
ルイ
(誰かと..話してる?)



薄暗く 少し窓から光が射している

自動販売機と椅子と机がいくつかある

休憩所からだった




ガタッ


「ちょっ...ぎ..んぱい?」



「............」
ルイ
(ダメだ...声が遠くて聞こえない)
ルイ
(ちょっとだけ...)
ルイ
ちょっと..除くだけ..((ボソッ





















ゴトッッ


















手に持っていたアイスティーの

ペットボトルが落ちた

でもそんな事も気にならないくらい衝撃的な

光景が広がっていた


ルイ
シ...ン........?
バッッ!!と頬を赤くした慎太郎がこちらを向く


慎太郎
ルイ...!!何でここに...
慎太郎
あ...違くてッ...これは
高木
見られちゃったね


そう言って高木は敵対心のこもった笑みを
ルイに向ける



ルイ
何が違うんだよ...



色んな感情が溢れてきて

気が付いたら走り出していた
慎太郎
ルイッ!!..ちょ...て...!!


何か言っていたが頭に入ってこない




ルイ
なんでッ...なんであの二人が
ルイ
キスしてるんだよ.....ッッ


無我夢中で寮まで走った

やっとついたと思った瞬間


誰かとぶつかった




ドンッ

ルイ
ッ....
たつき
おわっ...!!
バランスを崩し転びそうになった所を

腕を引かれ何とか転ばずにすんだ
たつき
大丈夫か?
ルイ
先ッ..輩.....
涙が溢れてくる



止まらない



どうすればいいのか分からない


たつき
ちょ、どうしたんだよ
たつき
また具合悪いのか?
たつき
と、とりあえず部屋に入ろう


手を引かれ部屋まで歩いて行く


部屋の前についたがどちらの部屋に
入ればいいのか悩んでる


ルイ
先輩の部屋がいい..グスッ
ルイ
俺の部屋だと...
ルイ
シンが入ってくるかも
しれないから...
たつき
.....



ガチャッ

たつき
なんか飲むか?
たつき
コーヒーかココアぐらいしかないけど
ルイ
....ココアがいい
たつき
ん、
たつき
そこのソファ座って待ってて




温かいココアを入れてくれて隣に座った


たつき
大丈夫か?

長くて綺麗な指でルイの涙を拭う たつき

ルイ
..ッ......



止まったと思った涙がまた溢れてくる


ルイ
大丈夫ッ....じゃない....ッ



優しくたつきが抱きしめた

ルイ
!!....先...輩........?
たつき
ッ....!!
たつき
泣けよ...好きなだけ...
たつき
俺が...俺がいるから
ルイ
ッッ.........!!!!!!


その後は涙が次々と溢れてきて止まらなくて

先輩の腕の中で長い間泣き続けた

つっかえながらも、さっき見た光景を説明した


先輩は何も言わずに静かに聞いてくれた


















これからどうすればいいのか俺には分からない