持ってきた可愛い下着を身につけ、
脚が出る短いショートパンツにスウェットを着る
意を決してタロが待つリビングへと足を進める
言葉に詰まっているタロ
顔を真っ赤にして私を見つめる
正座をして顔を赤くしながら俯き、頭をぶんぶん振る
思ったことを正直に言葉にしてくれるタロ
立ち上がって私にゆっくり近づく
そして私の目の前に立つタロを見上げると
私の顔を両手で包み込んで唇に軽くキスを落とす
主語はないけど何のことかは分かる
私はそれにうん、と頷いた
ふわりと身体が浮く
ぎゅっとタロの首に腕を回して抱きつく
逞しい腕の中は安心だった
ベッドに優しく下ろされる
お互い向かい合って座り、タロは私の服に手をかけた
スウェットを脱がせ、私の素肌が露になる
誰かにこんな姿を見られるなんて初めてで
恥ずかしくて下を向く
最初は軽いキスから、
そして段々舌を絡ませた深いキスになっていく
タロの手は私の胸に触れ、
優しい手つきで膨らみを包み込む
プチン
胸元に開放感を感じる
下着で隠されていた部分も全てタロに見られる
首筋や胸元に吸い付くタロ
一方で手は私のズボンの中に入ってくる
クチュッ
クチュッ グチュッ クチュッ
指が出し入れされる度に喘ぎ声が漏れる
中で肉壁を押される感覚が気持ちいい
いつも間にか私の中は広げられていて準備万端のようだ
私のズボンと下着をスルッと脱がせ、脚の間に座る
膣の入口にピトッとタロのモノが当たる
グチュッ
お腹に質量を感じて苦しい
ジンジンとした痛みに私の瞳には薄く涙の膜が張る
ポロッと一筋の涙が頬を伝う
タロはそれに気づいて私の頭を撫で、涙を拭った
何回か深く呼吸をしていると落ち着いてくる
痛みもそこまで感じなくなり、ムズムズしてくる
パンッ グチュッ グチュッ パチュッ
中で擦れてそれが気持ちいい
段々と声も大きくなっていく
イきそうなのか、顔をしかめるタロ
私にも限界が近づいていた
私の中から引き抜かれる
タロは私のお腹にビュッと白濁液をかける
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行為後2人でシャワーを浴びてベッドに寝転ぶ
1人用のベッドに大人の男女が寝転ぶと少し狭い
タロの腕に抱きしめられながら眠りについた
end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。