前を向いたまま話すオッパ
急に告白されて頭が真っ白になる
気づいた時にはオッパの顔が目の前にあった
チュッ
真っ直ぐな瞳は信号が青に変わったことで向き直されたそこからまた沈黙の時間が続く
いつの間にか家にたどり着いていて
オッパがドアを開けてくれて車から降りる
どうすればいいか分からなくて立ったままでいると
オッパは私の手を引いてオッパの家の中に連れていく
パタン
部屋の扉が閉まる
ははっと笑うオッパ
申し訳なさそうにはにかむオッパに胸が締め付けられる
子供のとき沢山遊んでくれたオッパ
お母さんに怒られてちょっとした家出をしたときも誰よりも早く私のことを見つけて抱きしめてくれた
あぁ、私もオッパのこと好きだ
驚いた表情で固まっているオッパに抱きつくと
私の背中に腕を回して優しく包み込んでくれる
少し離れると私の顔を綺麗な指で包み込んで
チュッと軽くキスを落とす
ふふっと微笑んでまたキスをする
段々とキスは深く、そして長く甘いものになっていく
身体が熱くなっていって力が入らなくなると
私を支えてベッドに寝せてくれるオッパ
首筋を舐めたり吸ったり
気持ちよくて声が出てしまう
時刻は夜の12時
オッパのお父さんとお母さんは寝ている時間だ
私は声を抑えようと近くにあったぬいぐるみを抱えて、俺に顔をうずめて声を我慢する
着ていた服はいとも簡単に取られ
ありのままの姿を見られる
経験がないわけじゃないけど、
好きな人に見られるとなるとやはり恥ずかしい
ふぅっと耳に息を吹きかけられてぎゅっと身体を縮める
私の秘部にオッパの手が触れる
今までの刺激に感じていた私のそこは濡れていて
ピチャッと水音を響かせる
指が中に入ってくると声が出そうになるので
ぎゅっとぬいぐるみに抱きついた
グチュッ グチュッ クチュッ
そう言ってオッパは私の頭を撫でてくれた
指の動きが早くなり私は限界を迎える
身体がビクビクと震える
私の脚を広げてそこにオッパの硬いものを擦り合わせる
グチュッ
間髪入れずにくる快楽に思わず声が出そうになるも
どうにかして最小限に抑えることが出来た
パンッパンッパンッグチュッパチュッグチュッパンッパンッパンッ
突然降ってくるキスに私の思考回路は
もう何も考えられなくなる
ただオッパに身を任せるだけ
腰を震わせたあと私の中から引き抜いて
ビュルッと私のお腹に熱いものがかけられる
その言葉を最後に私の記憶は途切れた
end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!