第3話

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2019/01/13 08:57

すぐに時は過ぎて行って、二人とも小学生になったね


1年生と2年生は関わることが多くて、君はいつも俺を見つけるとニコニコしながら走って寄ってきてくれたね
今こそカッコいいなんて言われているけど、昔は今なんかよりもずっとダサくてあまり友達ができなくて...


でも、学校での生活は君に会えるからとても楽しかった


小学1年生だった君は、当時の俺なんかと違ってとても人気者だった


なのに、休み時間になるたびに俺のクラスに遊びに来てくれた


時々、君はおっちょこちょいで体操着を忘れたとき、泣きながら俺に持っているか確認しに来たよね


そんな君が可愛すぎたものだから、毎日体操着を持って学校に行ってお母さんに不思議がられていたのを知ってた?
帰る時も昇降口で、俺のことを待っていてくれて
まあ、天使かと思っちゃった☆

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