第5話

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2019/01/14 08:05
俺が小学6年生になる頃、30年近く生きている人生の中での第1回目の大きな後悔をした


俺の小学生時代に男女ともに人気があって、学年で一番モテる奴が君のことを好きだと言ったんだ
もちろん当時は君の一番近くに居たのは自分だと思っていたから、全然動じなかったんだ


ああ、こいつは俺よりもあなたから遠くにいるって


でも、俺の考えはちょっと外れたみたい


なぜかって?


ここから先は君が知っている通りだ


その人気者の奴が、君に告白するといったから


男子からも人気で、女子からも大いにモテる


君のことを好きな奴は学年にたくさんいたけれど、そいつの あなたに告白する その一言で


皆が諦めた
彼は、君に一回目の告白をした


君は断った


嬉しかった


俺のもチャンスがあるかなって
俺は何でか、わからなかったけど君は告白されても断ると思ったんだ


ダサくて、クラスでも一人ぼっちの俺のことを、君が好きなはずはないって知っていながら、


学年一の奴よりも、君の近くに居て、君のことをそいつよりもよく知っていたから


そして君は人を見た目で判断するような子じゃないっていうことは俺が身に染みて感じていたから
でも、やっぱり俺の考えは 甘かった んだよね
俺たちが卒業するころに、彼は二回目の告白を君にした


そして、君はその告白を




















































引き受けた


つまり、君は























































































彼と、付き合ったんだ

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