第4話

突然の絶望
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2018/06/17 07:47
私はまた家族と住むことにした。










「お兄ちゃんおはようニコッ」
私は兄のことを思い続けようと心に決めた
「あぁ、おはようニコッ」
それでもやっぱりこの笑顔はもう私だけのものじゃないんだなぁと思い寂しくなる












「それじゃ、今夜は遅くなるからいい子にしてろよ?」
決まって兄は私の頭を撫でる
「もう、子供じゃないんだから!!じゃあ...彼女さんにもよろしく伝えといてね?」
今日は、兄の彼女の誕生日である。
なんか、サプライズするとか言ってたけど...











次の日に兄は帰ってきた
そして、私たち家族に告げられた














「俺、結婚します。」
私は、びっくりした。
だけど、心のどこかで予想はしていた
兄は私の顔を見て「後で話がある」といった











私と兄はドライブしてくるといい外に出かけた
数十分間2人のあいだに重い空気があった
だが、兄が口を開いた
「俺のことは、もう忘れなさい。」
あぁ、やっぱり言うと思った
「はは、やっぱりそういうと思った.....嫌だ。私は、私は!」
すると、兄が私の唇に手を置き
「それ以上はもう、言わないでくれ。
俺はお前に心から祝ってほしいんだ」
兄の苦しそうな顔が私の心を痛みつける











「来週の土曜日に結婚式を挙げる来てくれるか?」
私はまたもびっくりした。
「なんで、...なんでわざわざ私の誕生日の日に結婚式するの!?」
















「絶対に行かない...」
そう言い残し私は車を降り1人とぼとぼと歩いて帰った

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