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第1話

毎日見てる
毎朝、同じ電車に乗っている彼女に僕は恋をしている。
彼女は僕の視線を独り占めしてしまう。
ああ、罪な人だ。
僕をこんなにも夢中にさせるのだから。
いつも遠くから見ている僕だけど、今日は距離が近いなあ。
僕は君をこんなに近くで感じることが出来ていいのだろうか。嬉しい……。
少しだけつり革を持つ手が汗ばんできたのが分かる。

僕は毎日君のことを見ているし、君の存在を知っている。
けど、君は僕のことは全く知らないんだろう。だって君は僕のことを一瞬たりとも見てくることもなければ、興味を持っていなんだ。

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富士山
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気ままに書きます。 初心者ですが、楽しく書かせていただいております。 感想など頂けるとすごく喜びます。
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