第66話

chapter 65
1,651
2022/08/17 11:55
角名
ねぇ
私は恐る恐る目を開けると角名くんの顔は近いが

さっきよりかは遠くなっていた
角名
簡単にそういうの許さないで
それに初めてなんでしょ?
私は顔に熱が集まるのを感じた

勘違いだったし、恥ずかしい。

キス待ちとか…
角名
もし俺の事好きでもあなたが心から求めて
ないなら俺は嬉しくない
ごめんね、急に
あなた
い、いや私こそごめん…
角名
謝って欲しいわけじゃないんだけどな
角名くんは少し悲しそうな顔をし微笑んだ

まっすぐ私の事を見る目からは逃れられない

私が角名君のことを好きってわかってるんじゃないの?

と思っていたが今のでそうじゃないんだと理解した

あわよくばわかってて欲しいと思っていたから

少しだけショックを受けている自分が嫌になる
角名
それじゃあ、俺着替えて帰るね
あなた
あ、うん。
洋服とかまとめるね
角名
いいよ。練習着とかだけ持って帰るから
私服とかは置いてて
あなた
え、でも…
角名
俺がそうしたいから。
そしたらいつでも来れるでしょ?
あなた
いつでも??
角名
なんもないよ。
それじゃあね
角名くんは軽く手を振り帰って行った
あなた
え…??
情報量が多すぎて軽く混乱しているが

自分のしなきゃいけないこと

これからの事を確信できた

角名くん、告白するね
角名 side
角名
あれはやばいでしょ
帰る前の事を思い出すと

自分の行動もだがあなたの言動が流石にやばい

普通に逃げてもおかしくないのに

あんな待顔されたら襲いたくなる

けど、自分からしてこようってなるまでは

知らないフリを徹さないと
角名
家の中あなたの匂いするんだけど
玄関を開けるとふわっと匂いがした

俺の家にも居たんだって改めて実感し

さっき別れたばかりなのにもう会いたい

ふと、目をやるとあなたが使っていた歯ブラシ

同棲してるって言えそうなもの。

思わず写真を撮った
短い+更新遅くてごめんなさい߹ㅁ߹) 

ここ最近忙しくて時間が作れそうにないので

最低でも1日1回はあげますので

これからもよろしくお願いします!

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