花火大会まで、あと1日
今日はれんとれんのお母さんと俺の親で浴衣を買いに行くらしい。
あやかも浴衣って言ってたしな。
どんなかな。
そう思ったら、ドキドキしてきな。
そーだ。そんなこと考えてなかった。
今までれんに相談してたけど、その事は相談してなかった。
イオンへ<<<<あやかとゆずとは別のところ
どれがいいかなんてわかんねーな。
どれがあやかの好みかもわかんねーのに。
ぽいって言ったって...
なんか勇気出てきた。
告白するか迷ってたけど、するべきだな!
こんなチャンス逃しちゃいけねぇ。
花火大会の日あやかに告白しよう。
答えがどうであれ、友達のままでも一緒にいられるのならそこで惚れさせてみせる。
あやかに俺の気持ちを届けたい!
明日が運命の時
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。