誕生日もすぎじきに花火大会の日がやってくる。
楽しみなのはあたしだけではなく...
始まった。
勉強の合間の計画立て。
花火を見に行くのに計画なんているのかな。
早めに行った方がいいって言うのは聞いていたことがある。
ハモってしまうところはすごいと思う。
お!自分から動くことをしはじめたな。
れんさんの成長が( т৹т )
騒がしい。
それが楽しいのだ。あたしも告白すべきなのかな。
好きって気持ちが大きくなってきているのが自分でも分かっている。
けど、言い出せないだろう。
きっと喉で止まってしまう。
きっと気づかれてはいないだろう。
でも心の中では、気づいてほしい。振り向いてほしい。あたしだけを見てほしい。誰かのしょうまくんになって欲しくない。
こんなことが心の中でぐるぐる回っている。
そんな自分が情けない。
いつか言えたとしても、手遅れで終わってしまうだろう。
その前に言えればいいな。
今はこれくらいで勘弁してください。
いつかしょうまくんに言える日がくるから。
その日まで...
秘めた思いが先走らないように。留まっていられるように。
作者です!
そろそろ終わりが近づいてきてしまっていますが、番外編も出す予定です!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。